■右足のシュート

 しかし日本代表MFは、あろうことかバイエルンを相手に“右足で”ゴールを決め、その自己イメージを覆したのである。しっかりとミートしていたところを見ると、右足のシュート精度を高めるため、相当の努力を重ねたのではないか。今後、堂安と対峙するディフェンダーは、左足だけでなく、右足も警戒しなくてはならなくなる。そうなってくると、カットインからの左足というシュートパターンも、再び活きてくるだろう。

 バイエルン戦での“初ゴール”によって、堂安は1つ、いや2つ階段を上がった。そう言い切れるように、次のゴールも期待したい。

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