■10月18日/J1第23節 浦和―仙台(埼スタ)
攻撃でポジティブな面をいくつも持ちながら、6失点というスコアで浦和に大敗してしまった仙台。前半3失点、後半3失点。ただし、浦和のシュート数は仙台と同じ15本だった。
仙台キラーであるFW興梠慎三に2点も献上。さらに、浦和の最多得点者でありながら、出場したここ9試合で得点がなかったFWレオナルドにも2点を奪われて、ストライカーとしての気持ちを再び燃え上がらせる役割まで担ってしまった。
12戦未勝利のチームが、アウェイで前半だけで3失点してしまっては、ひっくり返すのは難しい。その前半の失点は、すべてボランチのミスが発端となっている。1、2失点目は今季初先発のMF田中渉が中盤でボールをロスト。3失点目はMF椎橋慧也のサイドへのパスをカットされて、チャンスに持ち込まれた。GKヤクブ・スウォビィクの対応を責めるとしたら、それはあまりに気の毒だろう。