■10月14日/J1第22節 広島―川崎(エディオン)
川崎が今季2度目の10連勝だ!
前節、ホームで仙台に勝って9連勝としていた川崎が、自らのJ1記録に挑むべく乗り込んだのは、広島。勝てば、今季、第2節・鹿島戦から第11節・C大阪戦まで重ねた10連勝に並ぶ試合だ。
試合は、ホームチームが躍動する苦しい展開となったが、広島に作られたチャンスをなんとかしのぎながら、先制したのは56分。
左サイドを突破したDF登里享平のクロスを、FWレアンドロ・ダミアンが頭で合わせたのだ。登里が「ダミアンのストロングな部分を考えると、ああいうクロスがいいかなと思って入れた」と、仲間を思ったプレーだからこその得点だった。
広島の反撃をなんとか抑えてスコアを1-0にしたまま迎えた試合終了間際、FW旗手怜央が広島のペナルティエリア内で受けたボールを、相手のプレスを受けながらも粘ってつなぐと、FW三笘薫が右足一閃。ボールは広島ディフェンダーを避けるような弧の軌道を描き、ゴールに吸い込まれたのだ。