■「最後のチャンスで思い出した昨年のルヴァンの久保スーパーゴール」
―後半は日本も色々と攻撃で試すことができるようになってきましたが。特に目立ったのは伊東純也かなと思います。
大住「そう。伊東純也はベルギーで見ても、すごいぶっちぎっているから、凄いなって思ってたんだけど。その通りのプレーをやってたよね。最後の突破みたいのを、あと2,3回はできたと思う」
後藤「まあ、言っちゃえば相手が疲れた時間に出てきたら得だよねっていうのもあるけどね。相手にとっては、一番疲れている時に、ああいうのが出てくるのが一番嫌でしょ?でも、あれで久保のフリーキックが入っていたらね(※終了間際、伊東が右サイドを突破してペナルティエリアすぐ外で倒されてF Kを獲得。久保が蹴ってG Kが間一髪弾いてそのまま終了の笛に)」
大住「去年の、ルヴァンカップの予選リーグで、久保が秩父宮ラグビー場でやった試合あったでしょう? スペインに行く直前だったけど。ものすごいフリーキックだった(※2019年4月10日の鳥栖戦。86分に久保建英が決めたスーパーなF K)。あれを再現するかと思った。あれは触らなくてもバーに当たってたよね?」
後藤「そう思う。僕はキーパーの手に当たったのかよく分からなかった。最初はバーに当たったのかなって」
―あそこで入っていたら、というのがついつい……
後藤「明日の新聞、素晴らしかったのにね」
大住「そうならないほうが良かったんじゃないの?」
後藤「そんなひねくれたこと言わないで」
大住「後藤さんみたいなこと言っちゃったよ」
後藤「新聞記者は大喜びだよね」
大住「うん、仕事がとっても簡単になるね」