スペイン代表とポルトガル代表が親善試合を行った10月7日、試合会場となったポルトガルの首都・リスボンで1つの調印がなされた。
スペインサッカー連盟会長のルイス・ルビアレスとポルトガルサッカー連盟会長であるフェルナンド・ゴメスが、2030年のワールドカップを共同で誘致、開催することで正式に合意したのだ。ルイス・ルビアレス会長はスペイン首相のコメントを「ワールドカップ以上に興奮を生み出せるものはない」と公表し、情熱の国を挙げての誘致をアピールした。
サッカーワールドカップは、2022年はカタール、2026年はカナダ・メキシコ・アメリカの共催で行われることが決定している。2030年に行われる第100回大会は2024年に決定するが、現在、スペイン・ポルトガル以外に、モロッコ、さらに、ウルグアイ・アルゼンチン・パラグアイ・チリの4か国が共催で、それぞれ誘致を表明している。また、イングランドと韓国が誘致を正式表明する可能性がある。