■ドグソ認定で一発レッドに

 このプレーに主審は、最初はイエローカードを提示。しかし、その後VAR判定で確認した結果、クリステンセンのプレーは、決定的な得点機会の阻止、と判断されてカードの色はレッドになった。

「DENIAL OF GOAL SCORING OPPORTUNITY」、すなわち、ドグソ「DOGSO」と略される、レッドカードの対象である、という主審の判断は当然だった。クリステンセンが両腕を伸ばして背後から抱きつかなければ、昨季18ゴールを挙げたマネが、GKケパとの1対1を外す可能性は極めて低い。

 この一発退場まで、リバプールとチェルシーは戦前の期待に違わない好ゲームを展開していた。

 リバプールの誇る、マネ、フィルミーノ、モハメド・サラーの世界最高の3トップ。

 ほぼ、欧州唯一といっていい超大型補強を敢行し、カイ・ハベルツ、ティモ・ヴェルナーという超有望なアタッカーを2人も手に入れたチェルシー。

 前線からのプレスをかけるユルゲン・クロップ監督と、引いて待つフランク・ランパード監督、というそれぞれの思考もはっきり伝わる内容だったが、土下座レッドで、ゲームプランも変更を余儀なくされた。

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