メッシの新相棒は“宿敵”クーマン監督の教え子! バルセロナ「デパイ獲得」100時間前!の画像
FWメンフィス・デパイはオリンピック・リヨンに別れを告げるか  写真:PRESSE SPORTS/アフロ
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 メッシの新相棒が、フランスからやってくる。オランダ紙『テレグラフ』が、リーグ・アンのオリンピック・リヨンに所属するFWメンフィス・デパイがラ・リーガのバルセロナに移籍すると報じた。それを受けて、バルセロナの情報に詳しいスペイン紙『ムンド・デポルティボ』も9月15日にデパイの移籍を報じている。

 各報道をまとめると、以下となる。バルセロナはオリンピック・リヨンに移籍金2500万ユーロ(約31億円強)を払い、出来高によって500万ユーロ(約6億円強)を追加で支払う契約だという。今週末にもデパイはバルセロナに到着し、現地で発表されるというから、あと100時間ほどでバルセロナから新加入リリースが出るはずだ。テレグラフは〈メンフィスはメッシの隣でプレーすることになる〉と断言する。さらに、今期からバルセロナの指揮を執るクーマン監督は、“戦力外”としたFWルイス・スアレスの問題が解決していないものの、カンプノウにおける「9番」はデパイに与えると伝えている。

 クーマン監督は、メッシの親友であるFWルイス・スアレスなどバルセロナの複数の主力選手に“戦力外”を通告して、大改革をすることを画策。それがFWリオネル・メッシの退団騒動につながった。その際、メッシはクラブを強く批判したが、その後、急転直下で残留を決定。とはいえ、MFイヴァン・ラキティッチはセビージャに移籍し、FWルイス・スアレスは移籍先を探している状況で、メッシとクーマン監督との確執は解消されていないとされる。

 一方で、ルイス・スアレスがいないことを前提として進めていたメッシの相棒となる新しいストライカー探しは急務で、インテルのFWラウタロ・マルティネスとの獲得を目指し、交渉していたとされる。そのラウタロのレアル移籍報道をイタリアメディアが報じるなど、騒がしい状況となっていた。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』は、ラウタロ獲得に必要な資金をバルセロナが捻出できず、その半額以下で獲得できるデパイを最優先にすると伝えていたが、その通りになりそうだ。あるいは、ラウタロ獲得から手を引きそうなバルセロナを誘うために、インテルが地元メディアを使ってラウタロの“レアル移籍”を流した可能性も考えられる。

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