その後、80分に左サイドでドリブル突破を試みる場面が、89分にはバイタルエリア中央でファールをもらうなどしたが、それ以外に見せ場はなく、チームを逆転に導くことはできなかった。
左サイドでは、サイドバックのペドロサとうまく関係が作れないこと、体力が全体的に落ちている中で、前半ほど周囲がボールを受けるサポートがなかったことも原因ではあったが、うまく機能したとは言い難かった。
12分の決定機でのパス、65分のシュートなど、決定機でのインパクトがもう少し欲しかった。ラ・リーガの開幕を1週間前に控えたビジャレアル最後のプレシーズンマッチは、不完全燃焼と言わざるをえなかった。