現地時間の9月5日、久保建英はビジャレアルにとって最後のプレシーズンマッチを戦った。相手は、レバンテ。レアルからFWダニ・ゴメスを2025年までの契約で、同じくレアルからFWホルヘ・デ・フルートスを獲得するなどして、前線に若手を補強しているチームだ。
ビジャレアル率いるウナイ・エメリ監督は、前回に引き続き4-5-1を採用。久保も前回と同じく、トップ下に入った。今回のスターティングメンバーは以下。
【ビジャレアル 4-5-1】
FW:パコ・アルカセル
MF:アレックス・バエナ、久保建英、サムエル・チュクウェゼ、ビセンテ・イボーラ、ダニエル・パレホ
DF:アルフォンソ・ペドラサ、ソフィアン・チャクラ、ラウール・アルビオル、マリオ・ガスパール
GK:フィリップ・ヨルゲンセン
前回のレアル・ソシエダ戦から、5人を変更。ちなみに、前回の対戦で強力なプレスと攻撃を見せつけた前線のユニットは、【FW:パコ・アルカセルMF:モイ・ゴメス、フランシス・コクラン、ダニエル・パレホ、サムエル・チュクウェゼ】だったから、モイ・ゴメスに代わってアレックス・バエナが入った以外は、変わらない面々だった。久保にとっては、最も望ましいポジションで2試合連続でプレーすることになった。
試合は、開始直後に久保に最初のチャンスが来る。ホイッスルからわずか30秒ほどで、左からグランウンダーのクロスが上がる。ターゲットは背番号16の日本人だ。ボールに合わせようと、久保はスペースに走り込んだが、相手がクリアする。
さらに4分には、右サイドでチュクウェゼとのパス交換から、チュクウェゼがシュート。しかし、相手ディフェンダーがコースを切っており、枠を捉えられない。