ラ・リーガの開幕は9月13日と迫っており、特別措置で遅れて開幕するバルセロナも27日に初戦を迎えるため、時間がない。選手加入後のクーマンの新戦術の浸透が必要なこともあり、バルセロナの獲得リストは、もはや有名無実のものとなりそうだ。
今後、メッシの残留・退団、スアレスの移籍、さらに、クーマンの戦力外通告リストの面々の去就など、問題は山積みだ。フランスやベルギーなど、すでに各国のリーグは新シーズンに突入している部分もあり、ここから移籍リストを再検討する余地はあまりない。
メッシ騒動に揺れる、大荒れの船出となったクーマンのバルセロナは、はたしてどのような形で出発するのか。残された時間はそれほど多くない。