久保建英が核になる!「ビジャレアル2列目トリオ」“破壊的”競演の画像
レアル・ソシエダのプレッシャーを受ける久保建英  写真:Pablo Morano/アフロ
ビジャレアルーレアル・ソシエダのスターティングメンバーはこちら!

 9月13日に開幕するラ・リーガを前に、現地時間9月2日、ビジャレアルはレアル・ソシエダとのプレシーズンマッチに挑んだ。

 この日はスペイン代表の招集組が不在のため、ビジャレアルは昨シーズンのリーグ戦で18得点を奪ったFWジェラール・モレーノが不在。そのため、前回のトレーニングマッチで採用した4-4-2ではなく、4-2-3-1で挑んだ。右サイドのサムエル・チュクウェゼ、左サイドのモイ・ゴメス、FWのパコ・アルカセルは変わらなかったものの、トップ下に久保建英が入った。

 ホイッスルが鳴ると同時に、お互いに強度の高いプレーを披露。ビジャレアルも、前回のバレンシア戦とはまったく違う、前のめりな姿を見せた。プレスをかけるときは、久保がアルカセルと並び、あるいは、それよりも前でプレスをかけた。そして早くも2分、ビジャレアルが先制する。チュクエゼからの横パスを、前線に顔を出していたフランシス・コクランがダイレクトでシュート。左足から放たれたボールは、ゴールポストを叩きながらも、そのままネットに吸い込まれた。

 そして29分、ビジャレアルは追加点を奪うのだが、ビジャレアルの2列目の3人がうまく絡んで、最後、裏に抜けようとしたモイ・ゴメスを相手ディフェンダーが倒してPKを得たのだ。これを、アルカセルが冷静に決めた。

 ビジャレアルは、63分に4枚替えを敢行し、そこから81分に交代するまで久保は右サイドでプレー。久保が右に移るまでのは、ボールをつなぐ時間もあったものの、2列目の3人がうまくハメに行ってチャンスを作ろうとする場面が多かった。
 バレンシアもまだ本調子ではないものの、あのインテンシティの高い守備をかいくぐりながら、モイ・ゴメス、久保建英、チュクウェゼの3人が連携を見せたことは、新シーズンにとってプラス材料だ。

PHOTO GALLERY ビジャレアルーレアル・ソシエダのスターティングメンバーはこちら!
  1. 1
  2. 2