J1リーグ第11節 ヴィッセル神戸―柏レイソル
8月19日(水)|19:00 ノエビアスタジアム神戸
豪華な2チームの対戦だ。互いに総力を結集する一戦は、上位戦線生き残りをかけるゲームとなる。
神戸はオールスターチームだ。他クラブの顔となるような選手を、国内どころか国外からも獲得してきた。アンドレス・イニエスタやトーマス・フェルマーレンといった選手が並んでプレーしているのだから驚きだ。
柏も負けていない。J2から昇格したばかりの今季、効果的な補強を施した。しかも、昨季のJ2で対戦相手として戦ったチームから、目をつけた選手を手に入れた。リーグ戦再開後3連敗を喫したが、浮上の一助となったのが、仲間隼斗や神谷優太というJ2クラブからの加入組だ。いわば、J2オールスターチームなのだ。
名声で判断してはいけない。どちらのオールスターチームが輝いた、結果でしか語ることはできない。
■ヴィッセル神戸
9位 勝ち点13 3勝3敗4分 得点12、失点14、得失点差-2
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】古橋
【直近5試合結果】
△A鹿島 2-2
●H仙台 1-2
○A札幌 3-2
●HG大阪 0-2
△AC大阪 0-0
【通算対戦成績】
通算 49試合・15勝 6分28負
ホーム 24試合・ 9勝 5分10負
アウェイ 25試合・ 6勝 1分18負
【直近対戦成績】
2018年 7月28日 J1第18節 H1○0
2018年 3月30日 J1第 5節 A1●2
2017年 8月 5日 J1第20節 A1●3
2017年 4月16日 J1第 7節 H1●2
2016年 9月17日 J1 2nd第12節 H1△1
【今節のみどころ】
豪華なメンバーがそろいながら、チーム状況もあって思い切ったローテーションをするにまでは至っていない。今節も相手が難敵の柏であることを考えると、大きく先発を変えるのは難しいだろう。
やはり、ここまでチーム最多得点を挙げている古橋亨悟の負傷離脱が痛い。小田裕太郎といった若手の起用と、それに応える躍動はうれしい材料だが、そこにばかり頼ってもいられない。4試合連続で2失点と、守備が安定しないのも気がかりだ。
複数使い分けるフォーメーションで流れを変えるか、はたまた新しい選手を投入するか。古橋復帰の可能性もあるが、トルステン・フィンク監督の手腕が見ものだ。