■地を這ったグアルディオラ

 ペナルティエリア近くで、コルネのクリアミスを拾ったガブリエル・ジェズスが、左サイドからエリア内に侵入。フェイントでDF2人をかわし、体勢を崩しながら完璧なクロスを送り込ん打ものの、ファーサイドにいたスターリングは押し込むだけでよかったボールを大きく上にふかしてしまった。

 あまりのことに、外した当人のスターリング、パスを送ったジェズスはもちろん、ベンチのグアルディオラ監督も頭を抱え、地べたに座り込んでしまった。

 その後も、スターリングはボールの上にしゃがみ込み、リヨンのGK、アントニー・ロペスに、ゲーム再開をうながされていた。

 そして、その直後に、決定的な3点目が入る。

 87分、リヨンのゴールキックを、揉み合いからカクレが奪い、代わったばかりのレーヌ・アデレードからアワールにつなぎ、アワールがコントロールされたシュートを放つ。これをエデルソンがキャッチできず、こぼれたところをムサ・デンベレが押し込んだ。

 シティ1−3リヨン。

 これが、最終スコアとなって、リヨンがシティに勝利した。

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