■リヨンのカウンターが一閃
試合開始直後から、リヨンはシティのGKとバックラインへのプレッシャーはかけず、自陣でのポジショニングをしっかりとシティを迎え撃つ形。
前線のメンフィス・デパイと、カメルーン代表のカール・トコ・エカンビの2人への長いパスを生命線とするゲームプランを敷いた。
それが実る形で、先制したのはリヨンだった。
24分、ロングカウンターが一閃。トコ・エカンビに入ったボールを、DFが必死に止めるが、残ったボールに走り込んできた、マクスウェル・コルネが左足で巻くような難易度の高いゴールを決めた。
シティ0−1リヨン。
ボールの支配率は圧倒的で、ケビン・デブルイネ、ラヒーム・スターリングを中心としてリヨンゴールに肉薄しようとするものの、なかなかシティはチャンスを得られない。
それでも、45分、デブルイネが魔法とも言えるようなアウトサイドの超ロングパスを放ち、スターリングに通ったものの、凄まじいスピードで戻ったコルネがブロックする。
前半はそのまま終了し、リヨンの見事なチームとしての守備が光った。