J1リーグ第10節 FC東京―名古屋グランパス
8月15日(土)|19:00 味の素スタジアム
連戦が再びスタートするにあたり、この両チームにはすでにハンディがついている。12日に行われたルヴァンカップの存在だ。
ACLに出場するFC東京はプライムステージ(決勝トーナメント)からの出場になるため、試合がなかった。一方の名古屋は、グループステージ突破がかかっていたため、リーグ戦とほぼ変わらぬメンバーで臨み、おそらく今節も出場するであろうその選手たちを休ませることができなかった。中2日とうスケジュールで、これは大きな差となり得る。
ただし、FC東京はこれからが大変だ。ACLに出場するため、26日に第26節を消化する。2週連続でミッドウィークに試合という、5連戦が待っているのだ。
チームマネジメントと順位を考えても、双方にとって難しく、そして重要な一戦となる。
■FC東京
6位 勝ち点15 4勝3分2敗 得点14、失点12、得失点差2
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】田川、東
【直近5試合結果】
△AC大阪 0-0
●H鳥栖 2-3
△A鹿島 2-2
△A札幌 1-1
○H浦和 2-0
【通算対戦成績】
通算 40試合・18勝9分13負
ホーム 21試合・10勝4分 7負
アウェイ 19試合・ 8勝5分 6負
【直近対戦成績】
2019年 8月30日 J1第25節 A2○1
2019年 3月17日 J1第 4節 H1○0
2018年10月 7日 J1第29節 A2○1
2018年 4月28日 J1第11節 H3○2
2016年 8月27日 J1 2nd第10節 A1△1
【今節のみどころ】
またもシーズン中の選手の海外移籍が決まった。室屋成のドイツ2部ハノーファー行きがクラブからも発表されたのだ。この名古屋戦が、室屋の青赤のユニフォームを着てのラストマッチとなる。ロシアへ渡った橋本拳人の最後の試合も、2-0で華を添えている。今回も勝利で気持ちよく送り出したいところだ。
4試合勝ち星がないが、前節ではチームの上昇が感じられた。流れを持続させるには、前節のメンバーをいじらない方がベターか。守備でも献身的な永井謙佑は、サイドでの起用もあり得る。今はブラジル人選手にゴールが偏っているが、この背番号11にもゴールが生まれれば、さらにチームは乗ってくる。お得意さまとする古巣との一戦は、その格好の契機か。