8月1日(土)|18:00 豊田スタジアム
現在最も勢いに乗るFWと、消化が1試合少ないながらリーグ最少失点の守備陣が激突する、興味深い試合となる。
オルンガが止まらない。昨季にJ2でもゴールを量産したストライカーは、J1開幕戦で2得点。リーグ戦再開後は3戦不発でチームも3連敗したが、ここ3試合で計6ゴール。柏の復調の象徴となっている。
対する名古屋は、前節が延期になったため消化試合が1試合少ないものの、ここ3試合は完封し、リーグ最少の4失点という堅守を誇る。カルチョの国から来た指揮官の下、3位という良い位置につけている。今後を見据えても、柏という脅威をしっかり乗り越えておきたいところだ。
■名古屋グランパス
3位 勝ち点14 4勝0敗2分 得点11、失点4、得失点差7
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
◯A大分 3-0
◯H鳥栖 1-0
◯AC大阪 2-0
△HG大阪 2-2
◯A清水 2-1
【通算対戦成績】
通算 49試合・23勝10分16敗
ホーム 25試合・12勝5分8敗
アウェイ 24試合・11勝5分8敗
【直近対戦成績】
2018年10月19日 J1第30節 A1◯0
2018年 5月20日 J1第15節 H2●3
2016年 8月20日 J1-2nd第9節 A1●3
2016年 6月18日 J1-1st第16節 H1△1
2015年10月 3日 J1-2nd第13節 A1●3
【今節のみどころ】
前節の開催延期は、名古屋にはプラスに働いたかもしれない。7月22日の大分戦で、阿部、米本、稲垣という、中盤の要が負傷交代。状態が心配されていた。
延期となった広島戦の前、フィッカデンティ監督は3人の出場可否について言葉を濁していた。クラブからの発表がない状況をポジティブにとらえれば、3人が長期離脱するようなことはなく、試合の間隔も開いた今節では、全員そろって出場できるかもしれない。そうであるならば、ボール奪取に優れる米本らの復帰は、大きなプラス材料だ。
もしも負傷で先発を外れる選手がいたとしたら、代役がメカニズムの中で働けるか判断する良い機会。メンバーがほぼ固まっていた状況で、この先を見据えると新戦力の台頭も欲しいところだ。