■4戦無敗の新潟で、生え抜きの19歳が存在感を
4節から2勝2分で5位まで順位をあげてきた新潟で、19歳の本間至恩が存在感を強めている。
2000年8月生まれで2列目を主戦場とするアタッカーは、2種登録だった17年にクラブ最年少で公式戦デビューを飾った期待のタレントだ。アンダーカテゴリーの日本代表にも選出されてきた。
7節の水戸ホーリーホック戦で今シーズン2度目の先発出場を果たした本間は、71分に豪快な右足ミドルを突き刺した。自身シーズン2得点目は、1対0の勝利につながった。
「ゴールは思い切って足を振った結果。得点を決めて勝つことができたのが良かった」
就任1年目のアルベルト監督のもとでは、同学年のGK藤田和輝とボランチ秋山裕紀が定位置をつかんでいる。今シーズンから背番号10を背負う本間がさらにプレータイムを増やしていけば、チームの底上げが促されていくはずだ。その先にはもちろん、J1昇格が見えてくる。