互いに今季リーグ戦初勝利を追っての“東海ダービー”となる。ともにJ2での戦いを経験し、J1での対戦が復活してからは、ここ2年間で清水が4戦全勝。果たして、流れは変わるだろうか?
開幕戦で、清水は新指揮官の下でのスタイルを打ち出しつつも、結果がついてこなかった。名古屋は新戦力・阿部のゴールは生まれたものの、チームとしては不完全燃焼という印象だった。
現状を見ると、この中断期間でのチームの状態は好対照であるように映る。その明暗が、結果に反映されるのか…?
清水
17位 勝ち点0 0勝1敗0分 得点1、失点3、得失点差-2
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】石毛秀樹
【直近5試合結果】
●HF東京 1-3
●ルA川崎 1-5
◯天H鳥栖 1-0
●AC大阪 1-2
△H大分 1-1
【通算対戦成績】
通算 38試合・16勝9分13負
ホーム 19試合・10勝4分 5負
アウェイ 19試合・ 6勝5分 8負
【直近対戦成績】
2019年9月13日 J1第26節 H3〇2
2019年6月22日 J1第16節 A2◯1
2018年11月10日 J1第32節 H2〇0
2018年4月25日 J1第21節 A3〇1
2015年7月19日 J12nd第3節 H2△2
【今節のみどころ】
開幕戦ではFC東京に手痛い逆転負けを喫したが、序盤から流れをつかんでいた。内容を結果に結びつけたいところだ。
中断期間に石毛が負傷したが、カルリーニョスや竹内といった選手が復帰した。カルリーニョスは練習試合でも得点するなど、標榜する攻撃的サッカーをゴールに結実する働きが期待される。こうした選手の復帰だけを見ても、チーム状況は上向いていると考えていいだろう。
昨年にクラモフスキー監督がコーチとしてJ1制覇を経験した横浜FMも、ポステコグルー監督就任初年度はなかなか結果が出なかった。同じように「産みの苦しみ」を乗り越え、新体制勝利を狙いにいく。