リーグの再開時期、使用するスタジアムの決定に向け、全クラブを巻き込み日々調整を続けるイングランド・プレミアリーグ。現地メディアも連日、今季残り92試合をどのような形で消化することになるのか、予想や噂も交えながら報道しているところだ。
そんな中、イングランドの『東スポ』的ポジションでおなじみの大衆紙『ザ・サン』が、5月3日付で驚きのトレード移籍の噂10件をトップ記事で一挙公開している。
■1.ミラレム・ピャニッチ&ドウグラス・コスタ(ユべントス)とポール・ポグバ(マンチェスターU)
かねてからユヴェントスはマンUからFWポグバを取り戻そうとしている、と噂されている中、イタリア国内ではMFピャニッチとFWコスタをユべントス側の交換要員と予想。特にピャニッチはポグバの穴を十分埋められるだろうと報じている。
また、ボルシア・ドルトムントからMFジェイドン・サンチョを獲得する噂があるマンUにとって、ウインガーのコスタはバックアップとして魅力的な選択肢とみられているようだ。
■2.サミュエル・ウンティティ(バルセロナ)&ネルソン・セメドとタンギ・エンドンベレ(トッテナム)
バルセロナが“スパーズ(トッテナムの愛称)”のMFに熱視線を送っているという。資金繰りのため、ウンティティ、セメドの両DFとのトレードを提示する可能性が高いようだ。ウンティティはDFトビー・アルデルヴェイレルトの良い競争相手となるし、セメドは先行き不透明になりつつあるDFセルジュ・オーリエの代役としてベストチョイスと報じている。
■3.ルカ・ヨヴィッチ(レアル・マドリード)とピエール=エメリク・オーバメヤン(アーセナル)
アーセナルの現エースFWは契約更新にサインせず、今夏にチームを去ることをクラブ側も容認したとも言われている。これを狙おうとするのが、昨年6月にフランクフルトからFWルカ・ヨヴィッチを獲得するも失敗に終わったとみているレアルなのだというが、真相はいかに。
■4.ルイス・スアレス(バルセロナ)とピエール=エメリク・オーバメヤン(アーセナル)
アーセナルを去らんとするガボン代表FWを釣り上げたいのはレアルだけでなく、33歳になったFWスアレスの後継者を見つけたいバルセロナも同様なようだ。
“ガナーズ(アーセナルの愛称)”は2013年に、当時リヴァプールに所属していたルイス・スアレスの獲得に4000万+1ポンドを提示するも大失敗した経緯がある。果たして今回、7年越しに念願が叶うことはあるのだろうか。
■5.ラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード)とサディオ・マネ(リヴァプール)
もし万一、リヴァプールFWマネがチームを離れるとすれば、行き先はレアルしかないと言われている。しかしながら、クラブ側にはその意思は無いようにも見える。レアル側からは例えばDFヴァランを差し出すとしても、交渉は難航するだろうとの見方だ。