リトルなでしこ、12年ぶり世界一へ(1)17歳女子の勢力図に異変! 鉄壁の守備と天才ストライカーの活躍で5戦全勝の日本、最強・北朝鮮と事実上の決勝戦の画像
現なでしこジャパンの長谷川唯は、2014年のU-17女子ワールドカップ優勝時のメンバーだった。若き女子日本代表は、12年ぶりの優勝を成し遂げることはできるのか。撮影/渡辺航滋(sony α1使用)
 若き“リトルなでしこ”たちが現在、世界一を目指して熱い戦いを繰り広げているU-17女子ワールドカップ。見事ベスト4に駒を進めた日本が優勝すれば、長谷川唯、北川ひかるらを擁した2014年大会以来、12年ぶりの快挙となる。残すところ、あと2試合。無敗の快進撃を続ける彼女たちは、世界の頂点に立つことができるのか。サッカージャーナリスト・後藤健生が、その可能性と立ちはだかる最強のライバルについて探る!【第1回/全2回】

■ アフリカの雄・ガーナを撃破し、いざベスト4へ!

 モロッコで開催されているU-17女子ワールドカップ。11月1日(日本時間2日)に行われた準々決勝でU-17日本代表(リトルなでしこ)はガーナ代表を1-0で下して準決勝進出を決めた。

 試合開始からボールを握って攻撃を続けた日本代表だったが、ゴール前を固めるガーナの守備を崩し切ることができず、ようやく先制ゴールを決めたのは後半に入ってからの54分。左からのクロスをガーナのGKベリンダ・マクアクリエが弾いて混戦が生まれ、最後は栗田七海が押し込んだ。

 しかし、その後も日本が攻撃を続けるものの追加点を奪うことはできず、持ち前の守備力でガーナを完封してなんとか逃げ切った形だ。

 決定力不足……。このチームの課題はまだ解決できていないようだ。

 とはいえ、日本はグループステージ初戦のザンビア戦から5試合戦って全勝。得点が13で失点がわずか1。快進撃であることも事実だ。

 11月4日(日本時間5日)に行われる準決勝の相手は大会3連覇を狙う北朝鮮。日本は5月に行われたU17アジアカップ(ワールドカップ予選を兼ねる)決勝でも北朝鮮に1-5と完敗を喫している。「事実上の決勝戦」とも言える顔合わせとなった。

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