■ ゴールが遠い時間帯…。日本が抱える「決定力」という不安

 ただ、「決定力」という意味では日本に課題が残る。

 日本はグループDの初戦でザンビアと対戦。開始9分という早い時間帯に栗田七海が右からのクロスに合わせて先制すると、13分にはCKからの流れで左サイドで大下紗也奈がボレーで折り返してザンビアのオウンゴールを誘発。後半はなかなか追加点が奪えなかったが、72分に左CKからDFの清水和楽が決めて突き放し、さらに試合の終盤に2点を追加して5-0と大勝した。

 しかし、2試合目以降はなかなか得点が生まれず、全勝とは言っても苦しい試合が続いている。

 日本の2戦目はヨーロッパの強豪フランスとのグループステージ首位を懸けた試合だったが、やはり日本はボールを握ってゲームを支配した。しかし、フランスのマンマーク気味の激しい守備に手こずってなかなかチャンスをつかめないままスコアレスでハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると日本の優位はより明白となり、時間の経過とともにフランスの足が止まってスペースが生まれたことで日本がゴールに迫るシーンが増える。そして、70分に栗田に変わって入った花城恵唯が88分と90+3分に連続ゴールを決めて、強豪フランスを退けた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5