4戦全勝と、着実に底上げが進んでいるかに思われるサッカー日本代表。しかし、年明けのアジア杯へ向けた「半年間」という特殊な猶予の中で、大幅なメンバー変更は現実的なのだろうか。来月のブラジルとの大一番に向け、識者が「絶対に外せない」と語るワールドカップ経験組の不動のコアメンバーと、手薄になりつつあるポジションの現在地とは。ベテランジャーナリストの大住良之と後藤健生による熱き代表談義は、さらに深みを増していく! 【第5回/全6回】
■瀬古歩夢の過重労働も…ターンオーバーで進んだ底上げ
――今回のシリーズは、4試合通じて良い活動になったと考えていいですか。
後藤「結果も内容も、全然良いとは僕は思われなかったけれど、チームづくりというか強化のためには、今回2週間一緒にできたのは絶対良かったと思う」
大住「今回のシリーズを見て、皆少しずつワールドカップのときよりも良くなってる感じがしたけどね。瀬古歩夢はものすごく良くなっているし、佐野海舟はもっと良くなっているし。最後のニュージーランド戦までターンオーバーしながらやってきたから、過重労働になったのは瀬古くらいのものかな(4試合で先発、ベネズエラ戦を除く3試合でフル出場)。全員が4試合フルに戦ったら、けっこう大変だったと思う。ただし、ということは、ワールドカップの予選になったらどうやっていくんだろうなとは思った」
後藤「アジア予選だったら、ターンオーバーしながら十分に勝てるでしょう」
大住「相手次第だけどね」
後藤「そうそう、アウェイでのサウジアラビア戦と、ホームでのミャンマー戦だったら、試合の強度は全然違うからね」


































