【国際親善試合 日本代表vsウルグアイ代表 2026年9月24日(木)19:10キックオフ 宮城スタジアム】撮影/原壮史(Sony α-1使用)
第3次森保ジャパンの新たな船出となったウルグアイ戦。ディエゴ・フォルラン新監督のもとでリスタートを切る南米の強豪を相手に、4万4070人の大観衆を最も熱狂させたのは、大逆風の中にいた“異端児”ストライカーだった。
■W杯での「ブラジル挑発騒動」と100万件の大炎上
事の発端は、今夏の北中米W杯にまで遡る。決勝トーナメント初戦でブラジル代表と対戦する直前、塩貝健人はメディアに対し「今はもう昔のネイマールじゃない」「今の僕たちだったら本当に圧倒できる力もあると思う」と堂々と発言した。
純粋な自信の表れだったが、これがブラジル国内で「挑発」と報道されて事態は急転。塩貝の公式インスタグラムにはブラジル人ユーザーから100万件に迫る誹謗中傷が殺到する大炎上となった。
試合も1-2で逆転負けを喫し、直後にはブラジル代表の選手たちから「5本の指(W杯優勝回数)」を突きつけられ「リスペクトしろ!」と激しい報復を受けた。
しかしその後、ブラジルが次戦で歴史的敗退を喫すると、現地メディアが「あの日本人の若者が正しかった」と手のひらを返す異常事態に。それでも騒動の余波は大きく、今季からドイツ2部に降格したヴォルフスブルクに戻った塩貝は、公式戦5試合ノーゴールと沈黙。「ビッグマウスのくせに」と日本国内からも心ない批判にさらされ、精神的にもどん底の時期を過ごしていた。
■南米の強豪に立ち向かう日本。松木玖生の鮮烈デビュー
そんな異様な注目を集めるなかで迎えたウルグアイ戦。日本のスタメンには、初めてダブルボランチを組む佐野海舟・航大兄弟や、右ウイングバックでA代表初キャップを手にした松木玖生が名を連ねた。 立ち上がりこそ南米特有のフィジカルの強さにペースを握られたが、ホームの声援に応えたのは新鋭・松木だった。A代表デビューの重圧を微塵も感じさせない果敢なプレーで沸かせると、前半11分、中村敬斗からの大きなサイドチェンジのボールを収めると、カットインから左足を振り抜いて鮮烈な初ゴールを奪取。その後も堂安律との“左利きコンビ”で右サイドを支配し、攻撃を牽引した。
しかし、追加点を奪えずにいると徐々にウルグアイの挽回を許し、前半42分、ビルドアップのミスを突かれてマクシミリアーノ・アラウホに同点ゴールを献上。1-1で前半を折り返す。








































