【明治安田J1リーグ第5節 FC町田ゼルビアvs川崎フロンターレ 2026年9月2日(水)19:03キックオフ 町田GIONスタジアム】撮影/原壮史(Sony α1使用)
■圧巻の2ゴールで抜群の存在感
状況が変わったが、日本代表FWが動じることはなかった。
フェイスガードを装着し、ピッチサイドに立った小川航基が交代を待っていた後半14分、町田は川崎の脇坂泰斗にゴールを決められ0-1とビハインドを背負った。前半から互いにゴール前の混戦が多くなっていた激戦のスコアがついに動いた。
失点直後、小川はオーストラリア代表FWテテ・イェンギと交代してピッチイン。シーズン開幕後の移籍でオランダからやってきた新たな背番号9の登場に、今季初ゲームだったGIONスタジアムは追い上げムード一色となった。
しかし、投入直後から順調だったわけではなかった。先制した川崎が中盤を支配し、町田は反撃の機会をなかなか得られなかった。
それでも、町田は分厚い選手層を活かして流れを引き寄せる。後半21分に中村帆高、ネタ・ラヴィ、松尾佑介を投入し、ロングボールではなくグラウンダー主体のパスで幅を広く使って前進。ワイドな位置で最終ラインを抜け出す場面が増え、小川がボックス内で能力を発揮する。
復帰後初ゴールは後半30分。町田が右コーナーキックを獲得し、小川はボックス内でゴールから最も離れたポジションをとる。相馬勇紀のキックに合わせて見事な動き出しから中央に入り込み、頭で押し込んで同点ゴールをチームにもたらした。さらに同36分には中村が深い位置から折り返しのボールを入れ、ファーサイドで待ち構えていた小川が冷静に流し込んで逆転に成功した。


























