無数に焚かれたフラッシュライトの中、都内のイベントスペースにサッカー日本代表を率いる森保一監督(58)が姿を見せた。
8月27日、森保監督は自身がマネジメント契約を結ぶ『UDN SPORTS』の親会社『フリークアウト・ホールディングス』主催のイベント「NEXT STAGE 2026」に出席。
同社の本田謙代表取締役社長Global CEOとともに、組織論やリーダーシップをテーマにした熱い対談を繰り広げた。
■勝利が絶対の場所に「最高の失敗」はあるのか?
イベント冒頭、W杯からの反響の大きさに触れ「今が一番忙しい」と充実感をにじませた森保監督。本田氏から「勝利が絶対の場所に“最高の失敗”はあるのか?」と鋭い質問が飛ぶと、指揮官は力強くこう答えた。
「目的と成長が定まっているのであれば、すべてのチャレンジは成功であり失敗でもある。どんな失敗もポジティブに変換できるものです」
W杯でチャンピオンになるという目標に向け、今できるすべてをぶつけたのであれば、それは「最高のチャレンジ」であると大会を総括した。
また、勝敗を分ける要素について問われると「最も重要なのは『個』」と断言。コンディション管理などを選手個々が徹底できれば、チームコンセプトに縛られずとも自律的に機能するという。一方で「力のある選手を集めれば機能するわけではない」と組織構築の難しさも指摘。個性を縮こませず、選手同士のぶつかり合いを調和させることこそが監督の役割だと、独自のチームマネジメント論を明かした。
試合に出られない選手への配慮も欠かさない。不満を溜めさせないよう、曖昧な言葉は避け「起用しない理由」を率直に伝えるという、指揮官ならではの細やかな工夫も語られた。
さらには試合中のメモについて「目で追っていつでもデータを引き出せるAIのような発明があれば理想ですね」と語り、会場の笑いを誘う一幕もあった。






























