■ 開幕2連敗の名古屋に見える「巻き返しの兆し」とG大阪攻略の鍵
もう一つ、データの噛み合わせが非常に興味深いカードがある。名古屋グランパスとガンバ大阪の一戦だ。
通算成績では35勝9分33敗とG大阪がやや勝ち越しており、昨季までもG大阪が名古屋相手に4連勝と圧倒的な強さを見せていた。
だが、今年に入ってから明らかに風向きが変わっている。百年構想リーグでは名古屋がPK戦1勝を含む2連勝を達成。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下、見事に苦手意識を払拭してみせた。
現在、名古屋は開幕2連敗と苦しんでいる。しかし内容をひも解けば、初戦の清水エスパルス戦ではシュート数で相手を圧倒し、前節は鹿島の「土壇場の神通力」に屈しただけ。2試合とも、いつ勝ち点3を手にしていてもおかしくないクオリティを見せているのだ。
さらに心強いデータがある。ペトロヴィッチ監督は北海道コンサドーレ札幌を率いていた7シーズンで、G大阪相手に5勝5分4敗とアウェイや格上相手でも決して怯まなかった。J2降格が決まった2024年でさえ1勝1敗と渡り合っており、G大阪の攻略法を熟知している。
熱狂的なホームサポーターの後押しも、今の名古屋には強烈な追い風となるはずだ。名古屋が今節、不運な連敗という嫌な流れを完全に断ち切るとみる。
後編では、あのクラブが果たす「J1での歴史的初勝利」、そしてJ2で開幕連勝を飾る勢いのあるチームたちの明暗を徹底的に占う!
































