【26-27シーズンJ2リーグ開幕直前展望・第3回】横浜FCは守備に、新潟は攻撃に課題が 札幌は百年構想リーグの勢いを維持できるか【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
北海道コンサドーレ札幌の川井健太監督  撮影/中地拓也
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横浜FCは守備に、新潟は攻撃に課題が

 8月8日開幕のJ2リーグでは、J1から降格した3チームも上位を争っていきそうだ。

 そのひとつの横浜FCは、新たな監督のもとで新シーズンに挑む。藤枝MYFCをJ3からJ2へ昇格させ、J2で独自の存在感を示してきた須藤大輔監督が、地元横浜のクラブを率いることとなった。

 J2・J3百年構想リーグ地域リーグラウンドでは、J2クラブが7つのグループで10勝8敗の4位だった。総得点34はグループトップだが、失点が27と守備に課題を残した。

 夏の移籍市場では、MF島村拓弥を補強した。左利きのチャンスメーカーで、ポリバレントな資質も備える。2月に加入したMF横山暁之、MF山田康太らとともに、攻撃で違いを生み出していくことが期待される。

 横浜FCは開幕節でJ2・J3百年構想リーグ3位のテゲバジャーロ宮崎と対戦し、2節はジュビロ磐田、3節はモンテディオ山形、4節はサガン鳥栖、5節はアルビレックス新潟と注目のカードが続く。この序盤戦をどのように乗り切るのかが、新シーズンの最初のポイントになりそうだ。

 新潟はJ2・J3百年構想リーグから、クラブOBで前U―20日本代表監督の船越優蔵監督が指揮している。同リーグの地域リーグラウンドでは、12勝6敗(引分けありなら9勝5分4敗)のグループ2位でフィニッシュした。失点17はグループ最少だったが、18試合で21得点に終わった攻撃に課題を残した。

 攻撃力アップのために、ブラジル人ストライカーのFWイウリ・カスティーリョを招き入れた。20年にレノファ山口FCの一員としてJ2でプレーし、31試合出場で9ゴールを記録している。185センチのサイズを持つ30歳が、チーム浮沈のカギを握る。

 また、J2・J3百年構想リーグをケガで全休したMF小長谷千博も、攻撃の底上げを期待される選手だ。24年と25年にJ2のロアッソ熊本で確かなインパクトを残した選手で、攻撃の組み立てから仕上げにまで関わることができる。彼もまた、船越監督から期待を寄せられるひとりだ。

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