■札幌は百年構想リーグの勢いを持ち込めるか
J2・J3百年構想リーグから川井健太監督が指揮を執る北海道コンサドーレ札幌も、J1昇格を射程圏にとらえてきそうだ。同リーグ地域リーグラウンドでは、11節から7連勝を飾り、新監督のサッカーが浸透していることが読み取れた。
リーグ後の移籍市場では、3バックの中心だった家泉怜依を失った(J1の水戸ホーリーホックへ移籍)。その一方で、GK田川知樹が期限付き移籍を延長し、大卒2年目のCB野瀬翔也をJ3のザスパ群馬から引っ張ってきた。
前線にはFW唐山翔自、ブラジル人FWヴィニ・ペイショットが加わっている。唐山はガンバ大阪の育成育ちで、J1、J2のクラブへの期限付き移籍を繰り返してきた。将来有望の逸材も、9月で24歳になる。結果を残さなければいけないタイミングだ。
ヴィニ・ペイショットは、推進力のあるドリブルの仕掛けが特徴だ。札幌はすでに6人の外国籍選手を抱えており(8月5日現在)、タイ代表MFスパチョーク、韓国人DFパク・ミンギュ、シエラレオネ代表FWアマドゥ・バカヨコらが多くの試合で出場してきた。川井監督は彼我の力関係やマッチアップを考慮し、外国人選手を使い分けていくことになる。
直前展望では仙台、RB大宮、磐田、甲府、徳島、そして今回は湘南、横浜FC、新潟、それに札幌を取り上げた。この9チームに加えて、モンテディオ山形、いわきFC、大型補強を敢行した栃木シティ、サガン鳥栖らが、J1昇格を争っていくだろう。いつも以上の混戦が予想されるJ2リーグは、8月8日に開幕する。









