■王者・鹿島に突きつける「GK早川頼み」への苦言
――西地区では外国人監督が多いことも影響したのでしょうか。
後藤「それが関係あるとしたら悲しいことなんだけど、関係ありそうだよね。ドイツの若い監督が来て、良いチームをつくったりさ。その監督はいなくなっちゃったけどね(編集部注※2026年シーズンにガンバ大阪を率いたドイツ出身のイェンス・ヴィッシング監督のこと。当時38歳で、ACL2制覇というタイトルをもたらしたが、2026年7月に電撃退任し、サウジアラビア1部のアル・イテハドの監督に就任した)」
大住「何だか西のほうが意欲的というか、東は力関係が分かり過ぎちゃっていて、お互いにけん制し合っているみたいな感じだった」
後藤「相手の良さを分析してつぶすというのは、昔からJリーグの特徴だったけど、そればかりになっちゃった。あんなサッカーばかりしていたらガラパゴス化しちゃうよね」
大住「ガラパゴス化じゃなくて、カーボベルデ化すればいいのにね」
後藤「大住さんの今の推しはカーボベルデ代表(編集部注※北中米大会でW杯初出場。優勝国スペインなど強豪ひしめくグループステージを無敗で突破。決勝トーナメントに進出する歴史的な大躍進を遂げた。ラウンド32では、準優勝国アルゼンチンと延長戦まで戦って敗れ、今大会最大のシンデレラチームとして称賛を浴びた)だからね」
――2025年シーズンの王者である鹿島アントラーズはどうでしたか。
大住「ヴィッセル神戸とのプレーオフラウンド初戦(5ー0で神戸勝利)は、どうしちゃったのかなと思ったけど、それまでの地域ラウンドは鹿島らしい試合をしていたよね」
後藤「鹿島らしくはあったけど、それだけで優勝しちゃっていいのかな、っていう気はする。神戸との試合では、日本代表に選ばれていた早川友基がいなかったね」
大住「確かに、早川がいればああいう試合にはならなかったかもしれないね」
後藤「2025年のリーグMVPに早川が選ばれたけど、GKの力だけで優勝するようでは困るよ。勝負強さはとても良いことだと思いますよ。それから、相手の良さを消す力も必要だけど、お互いにそればかりやっていたら、そこでおしまいになっちゃうじゃないですか。もっとアグレッシブに相手を打ち破るようなことが必要だし、鹿島はそういう位置にいるんだから、もっといろいろなことにトライしてほしいですよね」























