いよいよJリーグの新シーズンが開幕する。歴史上初めての「秋春制」となり、各クラブにとっても未知の領域となる挑戦のシーズンだ。直前に行われた特別大会「百年構想リーグ」で見えた圧倒的な“西高東低”の勢力図と、王者・鹿島アントラーズの現状への物足りなさとは? ベテランサッカージャーナリストの大住良之と後藤健生が、忖度なしで新シーズンの行方を語り尽くす!【全6回/第1回】
■「見ていて飽きた」東日本と、活気あふれる西日本
――2025年シーズンは西高東低の傾向がありましたが、百年構想リーグを踏まえて、どんな戦いになりそうですか。
後藤「西高東低というのがはっきり見えたのが、百年構想リーグのプレーオフラウンド最終戦。西日本勢から見て7勝3敗だった。結果だけじゃなくて内容的に見ても、圧倒的に西日本勢が強いなって試合が多かった。その傾向はたぶん続くんじゃないかな」
大住「7勝3 敗っていうのは、けっこう衝撃的だったよね。地域ラウンドでも、東地区の試合内容はちょっと低調な感じがしたよね」
後藤「僕が関東を拠点にしているので、東地区の同じようなチーム同士の試合ばかり見ているということもあったけど、見ていて飽きちゃったよね」
大住「それは西地区でも同じじゃないかな(笑)」
後藤「いや、西地区だったら、もうちょっと面白かったんじゃないかな。それぞれの試合が面白ければ、満足できるはずだから。東地区は、お互いに相手の良さを消すようなサッカーが多くて、はっきり言って飽きちゃった。見ていても、ワクワク感が全然なかった」
大住「そうなんだよね。観客数は多かったんだけどね。それはクラブとリーグが頑張った結果だと思うけど、試合内容で言えば、東地区は低調だった感じがするよね」
後藤「西地区の試合の多くはDAZNで見ていたんだけど、最後の試合で、それが事実だったんだっていうことが確認されてしまった」
大住「西のほうが活気があったよね」
後藤「そう。なんかアグレッシブというか、前に前に攻めていこうっていう姿勢があるチームが多かったよね」























