【26-27シーズンJ2リーグ開幕直前展望・第1回】J1昇格候補・RB大宮に求められること、注目は元バルセロナB・安部裕葵、元レアル・マドリード・カスティージャの中井卓大が加入の今治【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
FC今治に加入したMF安部裕葵  撮影/中地拓也
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■RB大宮は失点を減らしてJ1昇格をつかむ

 8月8日開幕のJ2リーグで、J1昇格を争うとみられるのがRB大宮アルディージャだ。

 J2・J3百年構想リーグでは、全40チームで最多の38得点を記録した。25年のJ2でチーム2位の7得点を記録した豊川雄太がケガで1試合も出場していないなかで、MF泉柊椰、FW山本桜大、FWカプリーニらが得点を量産した。ベテランFW杉本健勇が健在ぶりを示し、高卒1年目のFW日高元がプレータイムを得て成長速度を上げた。

 その一方で、失点の多さに悩まされた。

 過去のJ1昇格チームを見ると、総失点が試合数より少ないチームが多数を占める。25年の水戸ホーリーホックは24失点、24年の清水エスパルスは試合数と同じ38失点、同年の横浜FCは27失点である。

 J1昇格プレーオフ圏に食い込むチームは、失点の少ないチームとそうではないチームに分かれる。そして、プレーオフを勝ち抜いているのは、失点の少ないチームである。23年の東京ヴェルディや24年のファジアーノ岡山がそうだ。25年は34失点のジェフユナイテッド千葉、24失点の徳島ヴォルティスがJ1昇格プレーオフ決勝で激突し、千葉が勝利している。

 RB大宮はレッドブルサッカーの一員で、ハイインテンシティ、カウンタープレス、攻守の切り替えのスピードなどをフィロソフィーとする。そのうえで、ナダル監督はソリッドな守備の構築に余念がない。プレシーズンは練習量だけでなくミーティングにもかなりの時間を割き、戦術理解度を深めていった。

 カルリーニョス・ジュニオが加わったことも含めて、攻撃は間違いなく計算できる。あとは、守備力をどこまで高められるか。それこそが、RB大宮の26-27シーズンを左右する。

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