■FC今治に元バルサBの安部、“ピピ”中井が加入!!
J2の移籍市場で話題を集めているのが、FC今治だ。百年構想リーグでWEST-Aグループ9位、全40チーム中35位に沈んだ結果を受けて、意欲的で話題性に溢れる補強を敢行している。
浦和レッズとの契約が満了となったMF安部裕葵、スペインの下部リーグでプレーしてきたMF中井卓大を獲得したのである。
安部は23年夏にバルセロナBから浦和に移籍したが、コンディション不良や負傷でほとんどピッチに立てなかった。ピピこと中井もレアル・マドリードのトップチーム昇格はならず、近年はスペインの下部リーグで十分なプレータイムを得られずにいた。
どちらも才能に疑いはない。ただ、1シーズンを通して稼働していないのは気になる。ヨーロッパで長くプレーしてきた選手は、日本の蒸し暑さが堪えると聞く。中井の場合は気候への適応も課題となる。
そのほかの新戦力では、ザスパ群馬から左利きのDF菊地健太を獲得した。群馬ではセンターバックでも起用されたが、左サイドバックが適正ポジションだろう。
DFラインには、櫛引一紀も加わった。33歳のセンターバックは、J1とJ2の複数クラブで実績を積んできた。さらに、柏レイソルから土屋巧が加入している。CBをメインにボランチでプレーできる22歳である。
外国人選手では、セルビア出身のアレクサンダル・パロチェヴィッチをスカッドに加えた。中盤の攻撃的なポジションをメインに、セカンドストライカーのポジションも担う。
チームを率いるのは、スペイン人のアベル・モウレロ・ロペス監督だ。日本では19年に徳島ヴォルティスでヘッドコーチを務めた経験を持つ。
中盤に安部、中井、パロチェヴィッチ、MF駒井善成らがいて、前線には実績十分のFWエジガル・ジュニオ、馬力が自慢のFWウェズレイ・タンキらが揃う。スペイン人指揮官が保有戦力をどこまで最大化できるか、その采配に注目が集まる。









