■RB大宮には“昇格請負人”が加入
百年構想リーグでEAST―Bの4位、総合で15位に終わったRB大宮アルディージャは、スペイン人のナルシス・ペラッチ・ナダル監督のもとでリスタートを切った。ナダル監督は母国スペインとイングランドで指導経験を重ね、イングランドのウェストハムでは現スウェーデン代表監督グレアム・ポッターのもとでコーチを務めた。
ナダル監督に日本での指導経験はないが、同じスペイン人でアルビレックス新潟とFC東京で監督を務めたアルベル・プッチ・オルトネダ、現柏レイソル監督のリカルド・ロドリゲスから、Jリーグの情報を集めたという。また、アシスタントコーチのフリアン・マリン・バサロは、21年から24年まで奈良クラブの監督を務め、JFL優勝によるJ3昇格、昇格1年目での5位躍進といった実績をあげた。トレーニングでは簡単な日本語も使って指示を出すなど、ナダル監督をサポートしている。
百年構想リーグ終了後の補強としては、柏レイソルからの期限付き移籍だったFW山本桜大が、レッドブルサッカーのRBライプツィヒヘ完全移籍し、RB大宮への期限付き移籍で引き続きプレーすることとなった。百年構想リーグで得点ランク2位タイの10得点をマークしたこの22歳は、ナダル監督のもとでも攻撃の核となっていくだろう。
実績十分のタレントも補強した。FWカルリーニョス・ジュニオである。清水エスパルスと千葉でJ1昇格を経験したこのブラジル人は、RB大宮でも違いを見せつけている。シュートを決めきる力は別格だ。Jリーグの特徴も理解しており、早々にチームにフィットした。
タイ代表FWの「バンク」ことスファナット・メエアンタも加入した。北海道コンサドーレ札幌のスパチョーク・サラチャートの実弟で、タイリーグ1の最年少出場と最年少得点、AFCチャンピオンズリーグ最年少得点の記録を持つ。タイ代表には16歳10ケ月でデビューした。
RB大宮の外国人選手は、GKトム・グローバー、CBガブリエウ、MFカウアン・ディニース、FWカプリーニ、FWオリオラ・サンデー、それにカルリーニョス・ジュニオとバンクだ。外国人選手の顔ぶれはJ2屈指であり、J1の中堅クラブにも負けないものと言っていい。








