J1のガンバ大阪は現地時間7月6日、オーストリアのシュラトミングにて2026-27シーズンに向けたトレーニングキャンプをスタートさせた。イェンス・ヴィッシング監督の電撃退任という激震に見舞われ、異例の“監督不在”で迎えた初日のミーティングの様子に、多くの注目が集まっている。
2026年前半、クラブ通算10個目のタイトルとなるACL2優勝を果たしたG大阪。秋春制の新シーズンへ向けて機運が高まっていた矢先、ヴィッシング監督がサウジアラビアのアル・イテハドの指揮官就任へ向けて突如チームを離脱した。この決定はキャンプ開始直前にフロントや選手たちへ伝えられ、そのまま指揮官不在の状態で海外キャンプへ突入するという前代未聞の事態となったのだ。
わずか半年でチームを投げ出し、いわば“オイルマネーになびいた”形での退任劇に、サポーターは怒り心頭。さらにハリー・プファルコーチ、ティモ・ローゼンベルグフィジカルコーチらも揃ってチームを去っており、残された選手たちの練習環境に対して不安の声が多く上がっていた。
そんな不穏な空気の中で行われた、オーストリアでの最初のチームミーティング。新加入であるイーライ・アダムスの日本語を交えた自己紹介で温かい拍手が起こった後、明神智和コーチが選手たちの前に立ち、静かに、そして力強く語りかけた。
「1日1日を大切にして、今できることをやってほしい。みんなならそれができる」
そう選手たちを鼓舞した明神コーチは、続けて「ここにいる全員で助け合って、このキャンプを、今までやってきたキャンプの中で1番いいものにしよう!」と熱く訴えかけたのだ。




























