■67位カーボベルデにあって「日本にないもの」
大住「いや、カーボベルデはとても良いチームだよ。実際に見にいって、大ファンになっちゃった。
大会後でも、日本の代表選手やファンが見るべきチームだと思う。皆ものすごくポジティブで、だからといって自分の技術を見せびらかすわけじゃなく、全員がチームのためにプレーしている。
カーボベルデという小さな国と国民のために戦っているっていう気持ちが、すごく出ている。日本代表もそういうふうに伸びてきたんだけど、ある程度のレベルまで来たことで、これは負けてはいけない試合だと固く考えたり、ちょっとポジティブさが消えているような感じがする。
今回も、チュニジアやスウェーデンには勝たないといけないと思いながら試合をしていた。それによって、自由な表現や積極的な姿勢というものが、少し消えていたように感じた。そういう面では原点に戻る必要があると思います」
後藤「でも、優勝を狙うチームはそれでいいんじゃないですか。このチーム相手にはこれくらいでいいかって、少し力を温存しながら勝ったり、今日はメッシを休ませるか、とかさ」
大住「日本の国内では代表が快進撃をしていて、ブラジルにも勝てるんじゃないかってすごく盛り上がっていたと聞くけれど、じゃあ今大会の4試合を見て、純粋に日本代表のプレーに心が踊った人がどのくらいいるかというのは、ちょっと疑問に思う。
2023年のドイツのアウェイ戦(4-1)はそういう試合だったし、今年3月のイングランド戦にもそういう要素はふんだんにあった。日本代表チームっていうのは本来、見るだけで心が躍るようなプレーができるはずだし、そういうプレーをしてきたはずなのに」

































