【W杯】優勝を狙うチームに必要なのは?もう一度、取り戻したい「ドイツ戦4-1勝利」のメンタリティ【日本代表「王国との激闘、明日への飛翔」大激論】(4)の画像
世界トップとの差は確実に縮まっている日本代表。足りないのは何か? 撮影/原壮史(Sony α1使用)

 サッカー日本代表の2026年ワールドカップが幕を閉じた。結果はラウンド32での無念の敗退。だが、我らが真に目を向けるべきはその「内容」と、未来への「可能性」だ。激闘となった王国ブラジル戦で、日本が見せた確かな成長と、突きつけられた課題とは何だったのか。阻まれた壁を越え、さらなる高みへ飛翔するために――。日本サッカーを見つめ続けるベテランジャーナリスト、大住良之と後藤健生が、熱き想いとともに語り尽くした。

■「確実に近づいている」世界トップとの距離

――4年前と比べて、世界トップとの距離は近づいているんでしょうか。

後藤「それは間違いない。中堅どころの相手とは、ワールドカップという大会全体のことを計算しながら戦えるようになった。計算しながら勝点を積み重ねて、グループステージを突破できるようになったよね。あとは少しの運が手伝って、弱い相手と当たれればいいだろうなと思うけど」

大住「どうして、グループを2位通過したのに、ブラジル(最新FIFAランキング6位)かモロッコ(同7位)と対戦しなくちゃいけないんだ、って思うよね。

 他のラウンド32の対戦カードなんてさあ、どちらと戦っても日本(同18位)が勝てるよっていう顔合わせが結構ある」

後藤「カナダ(同30位)対南アフリカ(同60位)とかね。日本とブラジルの対戦は、ラウンド32の中でも好カードのひとつだよね」

大住「ネームバリュー的に世界のサッカーファンがどう見るか分からないけど、お互いに非常に厳しい試合だったよ」

後藤「ネームバリューから考えても、良いカードだと思うよ。スペイン(同1位)対ボスニア・ヘルツェゴビナ(同64位)とか、アルゼンチン(同2位)対カーボベルデ(同67位)とかあるんだから」

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