■サイドからの攻撃で「ゴールを奪える!」
スウェーデン代表の守備は固くはない。オランダ戦では5失点中3点をサイドからのクロスを押し込まれています。3人のCBに両ウイングバックが加わって5人で守るのですが、相手選手の受け渡しを含めたスライドが機能していません。チュニジア代表戦での先制ゴールや上田選手の2点目のようにサイドからクロスを入れる攻撃で攻略できると思います。両翼や伊東純也の突破が一つのポイントになりそうです。
ただし、スウェーデン代表の攻撃力はチュニジア代表の比ではない。
1億2500万ポンド(約248億〜250億円)というプレミアリーグの移籍金記録を打ち立てたアレクサンデル・イサクとプレミアリーグ覇者のヴィクトル・ギェケレシュ、パンチ力のあるヤシン・アヤリなどは要注意です。スウェーデン代表が最終ラインから組み立ててきたら日本代表の守備網に次々とかかりそうですが、前線目がけて蹴られると日本代表は手を焼くかもしれませんね。
それでも、痛手は被らないでしょう。
中盤における守備のキーマンは佐野海舟選手。目立つ選手ではないかもしれませんが、チームに欠かせない肺のような選手。カウンターを受けたら嫌だなというシーンにはいつも顔を出してピンチの芽を摘んでいる。しかもチュニジア代表戦の83分には攻め上がって上田選手のゴールをアシストしているのですから、驚異的なスタミナの持ち主。第2戦でフル出場していますが、最終戦もスタメンに並ぶと思います。
DF冨安健洋選手はチュニジア代表戦で格の違いを見せつけました。ブレないポジショニング、プレッシングの速さ、そしてフィードの正確性は段違い。エースのハンニバル・メイブリに密着したわけではありませんが、ボールを受けると察知したら即座に寄せて自由を奪っていました。まさにエースキラー。スウェーデン代表の攻撃陣も黙らせてくれるはずです。
スウェーデン代表戦の日本代表は先制点を許さずに時間を進めて、勝点1を奪っての2位確保を目指しつつ、リードを奪ったら交代のカードを切って選手を休ませて決勝トーナメント1回戦に備える、というのが理想のシナリオ。口で言うほど簡単ではありませんが、理想通りにいかなくてもオランダ代表戦のような反発力があります。日本代表が目指す「最高の景色」に値する豪華なタレントのプレーを楽しみたいですね!






























