■「名手」デヨングを封じた上田綺世ら

後藤「要するに、前半はお互いに相手の良さを消すという作業を一生懸命やっていたから、ともに決定的なチャンスをなかなかつくれなかった。オランダはCKからのヘディングくらいしかなかったしね、開始直後のドニエル・マレンのシュート以外は。日本はオランダの攻撃を組み立てるフレンキー・デヨングをよく抑えていたよね」

――そう考えると、想定通りの戦いにできたということでしょうか。

後藤「最終ラインからデヨングへのパスコースを上田綺世が切って、デヨングが上がってきたらボランチがチェックして、そこからの攻撃を減らした。やられてしまったのは、ガクポのドリブルとかファンダイクのヘディングとか、個人能力の差でやられただけで、チームとしてはちゃんとできていた」

大住「それでやられちゃうのがワールドカップなんだろうね。よく追いついたよね」

後藤「本当に日本が優勝できるのは、その個人能力の差がなくなったときだろうね」

つづく

 

(2)へ続く
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