Jリーグが4月15日、3月度の明治安田Jリーグ百年構想リーグ月間ベストセーブを発表した。J1のWESTからは、清水エスパルスのGK梅田透吾が受賞。“細部にまで行き届いた”神業セーブが話題となった。
静岡県生まれの梅田は、清水アカデミー育ち。ユースから2019年にトップ昇格し、翌2020年にJデビューを果たした。その後、期限付き移籍先(2021~22シーズン)のファジアーノ岡山でレギュラーの座を奪ったが、2022年3月に右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い、治療に専念するために同年6月15日付けで清水へ復帰。ケガが癒えてもベンチ外の日々が続いたが、昨季途中から出場機会を得てJ1残留に貢献。今季も沖悠哉と激しいレギュラー争いをしながらも、第5節から正GKとしてゴールマウスを守っている。
その梅田が“驚きのセーブ”を見せたのが、第6節(3月14日)の岡山戦だった。
古巣である岡山に1点のリードを奪われて迎えた後半22分、シュートのクリアボールを拾った元清水の岡山DF立田悠悟がボックス外からパワー溢れる強烈なロングシュートを放つ。鋭いシュートはDFの間を抜けてゴール左隅へ。梅田は素早く反応して右側へ横っ跳びしながら右手を伸ばすが、わずかに届かないと思われた。が、梅田の腕がさらに伸び、指先でボールを枠外へ押し出した。
「信じられない…」というような表情を浮かべた立田。スロー映像で見ると、梅田は横っ跳びしながら、クロスさせた左足でもう一度、地面を蹴っていたのだ。













