今回のtotoはJ1百年構想リーグ第6節の10試合と、J2・J3百年構想リーグ第6節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう(※totoは90分間の「勝ち」「負け」「それ以外」で予想されるため、この文中では百年構想リーグでのPK戦は「それ以外」となり、引き分けと同等として扱う)。
■名将同士が激突
サッカーチームにおいて、選手だけではなく監督も大きな戦力である。今節は、手腕を見込まれて招かれた名将同士が激突する。名古屋グランパスと、ヴィッセル神戸が対戦するのだ。
名古屋にやって来たのは、今年でJリーグでの指揮が20シーズン目となるペトロヴィッチ監督である。サンフレッチェ広島、浦和レッズ、北海道コンサドーレ札幌を着実に向上させた指揮官だ。
対する神戸も、実績ある指導者を迎えた。広島を率いた4年間で、2度のルヴァンカップ優勝など結果を出したミヒャエル・スキッベ監督を、新指揮官に据えたのだ。
選手同士のマッチアップに負けないくらいに、監督同士の戦略的な戦いは見応えがある。今回の欧州で生まれ育った2人の監督の対戦も、もちろん興味深いものになるだろう。
互いに新チームを率いて戦うのは初めてだが、すでにJリーグでは対戦している。そして、その結果は、今回の予想にも役立ちそうである。
2人はスキッベ監督が来日した2022年以降、3シーズンで激突している。最終順位は、いずれも近年成長が著しい広島が上回った。だが、直接対決では五分の戦いを演じているのだ。
スキッベ広島とペトロヴィッチ札幌の対戦は、どちらから見ても1勝3分1敗。まさに互角である。
ならば、上回るのはペトロヴィッチ監督だ。クラブの規模を考えれば、優位なのは広島だったはず。それでもペトロヴィッチ監督は、戦術的なやり繰りで伍して見せたのだ。
ペトロヴィッチ監督が現在率いるのは、世界的企業をバックに持つ名古屋だ。神戸もビッグクラブだが、ペトロヴィッチ監督はさらなるポテンシャルを手にしたと考えていい。
互いに指揮を執ってから、まだ日が浅いという面もある。そうなれば、キャリアの長いほうが有利。戦力や知力といった総和で、今回は名古屋が勝るとみる。









