■ボランチでも、アンカーでも、インサイドハーフでも
攻撃的な資質を持ったMFと紹介されるが、ディニースにポジションを聞くと「ボランチです」と答える。ブラジルでは「8番で直近のシーズンを終えた」とのことだが、「5番でプレーしていた時期もあります」と言い添える。ダブルボランチで守備に力点を置く5番でも、より攻撃的なタスクを果たす8番でもプレーできる、ということである。4-3-3のアンカーにも、インサイドハーフにも、カッチリとハマるだろう。
直接FKからゴールを狙うこともあるのかを聞くと、左手の親指をクッとあげた。リスタートの局面では186センチの高さを生かしたターゲットとしてだけでなく、キッカーとしてもチームに貢献していく。
少年時代のアイドルは「ネイマール」で、ボランチの選手ではジョアン・ゴメスがお気に入りだ。
23年1月にフラメンゴからウルヴァーハンプトン・ワンダラーズへ移籍したゴメスは、翌24年3月にブラジル代表デビューを飾った。ボール奪取能力と奪ったあとの推進力に優れる25歳は、イングランド・プレミアリーグでもはっきりとした存在感を示しており、ヨーロッパのトップクラブが動向を注視するひとりだ。
RB大宮の一員としてピッチに立ったディニースの姿に、ジョアン・ゴメスが重なるかもしれない。
(以下、後編へ続く)







