■最後まで「一進一退の攻防」が続くも…

 その後も押し込まれる時間が続いた浦和は、後半18分に横浜FM戦で内容の向上を加速させたイサーク・キーセ・テリンと二田理央を投入する。すると、状況を変えたいその狙い通りに試合はオープンな展開へと移行。マテウス・サヴィオが高い位置でボールに絡めるようになり、一進一退の状態になった。

 さらに後半27分、浦和のマチェイ・スコルジャ監督は柴戸海に替えて新加入のオナイウ阿道を投入。攻撃的な交代で勝利を目指した。

 しかし、互いにゴールが生まれないままPK戦が迫ってきた後半45分、ゴールを奪ったのはまたも鹿島。途中出場の柴崎岳のコーナーキックから、こちらも途中出場のチャヴリッチがヘディングでゴールネットを揺らし、鹿島の大逆転劇で試合の幕を下ろした。

 二面性がハッキリ表れる試合が続いた浦和だが、それは構えることが主だった昨年までと異なり、ハイプレスからオープンな展開へと持ち込む時間を増やすことにトライしているからでもある。今回は勝利を逃すことになったが、試合後のスコルジャ監督は「そのスタイルを目指すプロセスの中でミスはつきもの」と語り、今のチームの目指す方向性を明確にした。


■試合結果

浦和レッズ 2-3 鹿島アントラーズ

■得点者

14分 肥田野蓮治(浦和)
19分 渡邊凌磨(浦和)
45分 レオ・セアラ(鹿島)
55分 鈴木優磨(鹿島)
90分 チャヴリッチ(鹿島)

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