■新加入の24歳GKが「プラス1」の役割を担う
RB大宮戦では、開始早々に先制点をマークした。3分、右CKから右CB家泉怜依(26歳)がヘディングシュートを突き刺した。相手のマンツーマンマークを振り切っての得点だったが、キッカー福森のボールも見事だった。
福森は15年から23年まで札幌で主力を担い、24年に当時J2の横浜FCへ期限付き移籍した。高精度の左足でリーグトップの14アシストを叩き出し、チームのJ1昇格を力強く後押しした。
彼がいることで、敵陣でのCKとFKはもれなく得点機になる。キックの精度はそれぐらい高い。J2では別格である。彼の左足は札幌にとって大きな強みとなり、相手には脅威だ。
新加入選手では、GK田川知樹(23歳)も開幕から2試合連続で出場している。菅野孝憲(41歳)、高木駿(36歳)のふたりの経験者がいるなかで、スタメンをつかんでいる。
21年に横浜F・マリノスに加入した彼は、過去3シーズン連続でカターレ富山のゴールマウスに立ってきた。180センチのサイズはGKとしては平均的だが、足元の技術が高い。
今シーズンの札幌は4バックを採用しており、ビルドアップの局面では田川がペナルティエリア外に立ち、プラス1の役割を担っている。RB大宮が前線から激しく規制をかけてくると、札幌の選手たちはちゅうちょなくGKまでボールを下げていた。田川の足元の技術が、それだけ信頼されているからなのだろう。







