■後半も不運が続く展開に…

 スコアレスで後半に入ると、G大阪にまたも不運が襲う。

 後半開始から投入された食野亮太郎が積極的なプレーでゴールに迫り、後半16分には一気に3枚替えを行う。しかし、この試合で好プレーを見せていた左センターバックの佐々木翔悟が後半23分に負傷退場を強いられると、代わりに投入された福岡将太が最初のプレーで相手と交錯しながら踏ん張った際に左足を痛めてプレー続行不可能に。すでに交代枠を使い切っており、残り20分以上を数的不利で戦うことになった。

 それでもG大阪は守備一辺倒ではなく、名和田我空や食野が個の質で数的不利に関係なくゴールに迫る場面を生み出して名古屋陣内に攻め入った。さらに急遽右サイドバックのような位置に回ることになった唐山翔自も、攻撃の機会にはしっかりと前線に現れた。不運に襲われ続けたことで、図らずもヴィッシング監督の求めるサッカー像を感じさせる試合になった。

 試合は0−0のままPK戦へ。不運を覆して本拠地ファンに勝利を届けたいG大阪は、先に2人が失敗しながらも追い付く粘りを見せたが、最後は試合中からファインセーブを繰り返していた名古屋のGKシュミット・ダニエルのプレッシャーが上回り、唐山のシュートが枠外へ飛んで試合終了となった。


■試合結果

ガンバ大阪 0(PK2-3)0 名古屋グランパス

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