■ラグビーの聖地も名称変更

 そして、既存のスタジアムとの契約で命名権を持っているところも3つある。なかでも注目されるのは、「ラグビーの聖地」とまで呼ばれ、2回にわたってラグビー・ワールドカップ決勝戦の舞台となったロンドンのトゥイッケナム・スタジアムである。2024年に命名権を獲得した。1909年に最初のスタジアムができ、115年もの歴史を持つこの名スタジアムは、今「アリアンツ・スタジアム」と呼ばれている。

 面白いことに、アリアンツは既存のスタジアムの命名権を獲得したときには、そろって「アリアンツ・スタジアム」と命名している。他の2つは、イタリア・トリノのユベントス・スタジアム(2011年完成、ユベントス=クラブ所有、2017年に命名権取得)と、オーストラリア・シドニーのシドニー・フットボール・スタジアム(1988年完成、2022年改築時に命名件を取得、ニューサウスウエールズ州所有)である。

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