■名門が「最後」に頼ったのは?

 プレミアリーグのアーセナルは1990年代から新スタジアム建設の必要に迫られ、その費用捻出に苦戦していた。スター選手の売却などで資金調達を図ったがうまくいかず、2004年、アラブ首長国連邦(UAE)の航空会社「エミレーツ」に15年間の命名権を1億ポンド(当時のレートで約200億円)で売ることによって建設のめどが立った。建設費総額は3億9000万ポンド。その4分の1強を「命名権売却」によって調達したことになる。

 アーセナルのホームスタジアムといえば所在地から「ハイベリー」と通称されていたが、現在のスタジアムはそのすぐ近くに位置する「アシュバートン・グローブ」という地区にありながら、「エミレーツ・スタジアム」として定着している。

つづく

 

(2)へ続く
PHOTO GALLERY ■【画像7枚】年間「2021万円」から「16億円」、「なし」まで千差万別!世界と日本のスタジアムの「値段」
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