■年明け10日間で4試合の過密日程

 試合は前半17分にブラジル代表FWリシャルリソンがゴールネットを揺らすもVARでオフサイド判定。それでも前半42分にコーナーキックからアーチー・グレイが先制ゴールを決める。その後、鎌田大地を負傷で欠きながらもホームの歓声を背に受けたクリスタル・パレスがボールを握って多くのシュートを放ったが、スコアは動かずに1−0で終了。トッテナムが勝点25に伸ばして11位に浮上し、勝点26のクリスタル・パレスに肉薄することになった。

 試合をベンチから見守った高井。出番はなかったが、確かな一歩を踏み出したことは間違いない。今後、1月1日に開催されるプレミアリーグ第19節のフラム戦から同10日のFA杯までの10日間で公式戦4試合が組まれる過密日程の中、高井の新天地デビューが大いに期待される。

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