■攻め続けずに1冠目
鹿島は7月31日に行われた日本クラブユース選手権(U-18)決勝でベガルタ仙台を3対0で破って「1冠目」を手にした。
この試合は、神戸戦よりもさらに一方的な試合で(シュート数で言うと鹿島の18本に対して仙台はわずかに2本)、鹿島は後半の53分(40分ハーフ)までに3点を取って完勝した。
1点目は左から崩して吉田がシュートし、そのこぼれを福岡勇和が決めたゴール。2点目は高木瑛人のヘディング。そして、ダメ押しの3点目は中川天蒼のダイビングヘッドと、得点のバリエーションも豊かだった。
得点差が3点に広がったので、さらに余裕を持ってさらに美しい攻撃を見せてくれるかと僕は期待した。
だが、3点差となった後、鹿島は攻撃をスローダウンし、試合をコントロールしながら3対0のスコアのまま試合終了を待って優勝を決めた。








