J1ガンバ大阪が今季限りで退任したダニエル・ポヤトス監督への惜別動画を公開した。
スペイン・バルセロナ出身のポヤトス氏は、2021年に徳島ヴォルティスの監督として来日した後、2023年にG大阪の監督に就任した。その前年、前々年と下位に低迷していたクラブの立て直しに着手し、1年目は16位も、2年目の2024年に4位と躍進。主力流出で迎えた3年目の今季も、シーズン後半に巻き返して9位でフィニッシュした。
結果的には成績が安定せず、目指していたクラブ10冠目のタイトル獲得はかなわなかったが、スペイン仕込みのパスサッカーをチームに植え付け、ポゼッションスタイルへの回帰に成功した。何より、結果、内容ともに伴わずに途方に暮れていたサポーターに希望を与え、プライドを取り戻させた。
今回、「契約満了」での惜しまれながら退任となり、クラブから公式ユーチューブ上に「ダニエル ポヤトス監督と共に歩んだ3年間の軌跡」と題した惜別動画が贈られた。
公開された動画は4分1秒に及び、コールドプレイのヒット曲『Viva La Vida』に合わせて、3年間の印象的なゴールシーンをポヤトス監督のベンチ前でのガッツポーズを中心に振り返っている。さらにサポーターの感謝のメッセージも交えた編集で、最後はラストマッチ時の映像で締められた感動的なものになっている。













