メジャーリーグサッカー(MLS)のプレーオフ西地区カンファレンス準決勝が現地11月23日に行われ、バンクーバー・ホワイトキャップスが2−2からPK戦の末にロサンゼルスFCを下した。そこで生まれた高丘陽平の“タッチダウンアシスト”が話題を集めた。
シーズン佳境を迎えて盛り上がりを見せるMLS。レギュラーシーズンにおいて西地区2位と躍進したホワイトキャップスは、FCダラスとのプレーオフ1回戦を2連勝(3−0、1−1PK4−2)で突破。続く準決勝の前半に生まれた先制点を導いたのが高丘のロングキックだった。
前半39分、ボール扱いが巧みな高丘も加わってビルドアップを開始。ポゼッションしながら、前線にいる選手がボールを受けられると見るやペナルティアークの中からの右足を振り抜く。ボールは走る味方へと糸を引くように伸び、相手DFラインの裏へと走り込んだエマニュエル・サビがワンバンド後のボールをゴールへ流し込んだ。
アメリカンフットボールのタッチダウンパスを彷彿とさせるアシストに実況もファンも大興奮。高丘も雄叫びを上げた。








